中国期限切れ肉でマクドナルドとファミマが欺かれた件が大問題に!?裏側がヤバイ!動画はこちら [ニュース]
中国の加工食品会社「上海福喜食品」が期限切れの鶏肉を使用していた件が、いま大きな問題となっています。
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今回の事件の内容ですが、米大手OSIグループの中国現地法人の食品加工会社「上海福喜食品」が品質保持期限を過ぎた鶏肉をファーストフードチェーン店に出荷していたというものです。
具体的な内容は以下です。
・期限を半年も過ぎてカビの生えた肉を新しい肉に5%ほど混ぜ、チキンナゲットなどの加工食品を製造し、出荷していた
・保存期限シールは組織的に貼り替えるなどの偽装工作をしていた
・食品加工においても素手で肉を取り扱ったり、作業中に床に落ちた肉も平気で拾って使用するなど、衛生的にひどい状況で行われていた
今回の事件は従業員の内部告発が発端となっており、上海のテレビ局が約2か月に及ぶ潜入取材を行い、それが7月20日に報道されて発覚しました。
以下がその動画なのですが、記者の期限切れ肉使用の質問にも
「問題ない。運べ!」と支持を出していたり、
「期限切れでも食べても死にはしない。ずいぶん前から行われてきたことだ」
と全く悪びれる様子もなく作業を行うというひどい状況が映し出されています。
▼中国期限切れ肉事件の問題の動画はこちら
出典:TomoNews Japan マック 期限切れの肉混入か
これを受けて、上海市当局は上海福喜食品に対して立ち入り調査を実施し、7月21日に営業停止命令を出しました。
また犯行が組織ぐるみで行われていた疑いがあることから、幹部の責任者や品質担当者ら5人を刑事拘束するなど、刑事責任追及に発展し、本格的な捜査に乗り出しました。
上海福喜食品の取引先について、当初は中国国内のマクドナルド、ケンタッキーフライド・チキン、ピザハットなどが対象となっており、各社は一斉に販売を停止しました。
が、その後の調べで、日本マクドナルドとファミリーマートも同社からチキンナゲットなどを調達していたことが判明し、事件は日本にも波及しました。
事件発覚を受けて、日本マクドナルドは国内で使用するチキンマックナゲットの約2割を輸入していたことを発表し、7月21日時点で「チキンマックナゲット」の販売を一時中止しました。
その後、他のサプライヤー(タイや中国の別会社)が生産した鶏肉へ切り替えを進め、7月23日までに全店での販売を再開する見込みであると報じられました。
▼日本マクドナルド 公式サイト発表 2014年7月22日
「上海福喜食品有限公司」に関する報道につきまして
※鶏肉を使用していた店舗については、日本国内全体の約4割に当たる約1,340店舗だと報道されています。具体的には、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川、新潟、山梨、長野、静岡の1都10県とのことです。
なお、問題の鶏肉を使用した商品はチキンマックナゲット以外には無いとのことです。
ところが7月25日、日本マクドナルドは一転して、中国製のチキン商品の販売を全面的に中止することを発表しました。
理由として今回の問題を受けて、消費者から1,200件の問い合わせがあったなど不安の声が高まっていることから、すべてタイ産にすることを決定したようです。
なお、鶏肉を使用しているメニューは、「チキンマックナゲット」「チキンクリスプ」「チキンタツタ」など8種類あるそうですが、タイ産の鶏肉が届くまではすべて販売を休止するとのことです。
▼日本マクドナルド 公式サイト発表 2014年7月25日
日本マクドナルド、中国製チキン商品の販売中止を決定
ファミリーマートでは、今月7月から販売している「ガーリックナゲット」「ポップコーンチキン」用の鶏肉を上海福喜から輸入していることが判明し、問題が発覚した7月22日に販売を停止しました。
再販の予定はないとしています。
また7月23日には中山勇社長が東京都内で謝罪会見を行いました。
その後、7月25日には、今後の中国産食材の調達については厳選して行う旨の発表を行いました。
▼ファミリーマート 公式サイト ※PDFファイルで開きます
上海福喜食品有限公司」に関する報道につきまして(7月25日更新)
7月25日にケンタッキーフライドチキンとピザハットの公式サイトが更新され、使用している鶏肉などの原産地情報が公開されました。
▼ケンタッキーフライドチキン 公式サイト
当社の食肉商品の原産地ご案内
▼ピザハット 公式サイト
当社の食肉商品の原産地ご案内
中国の食品汚染問題については、2008年に粉ミルクに有害物質が混入し、乳幼児約30万人に健康被害が出た件が記憶に新しいですよね。
他にも禁止農薬を大量にかけられた野菜やら殺虫剤入りの冷凍餃子の件などその後もあとを立ちません。
中国の環境汚染も大変深刻なのですが、食品を扱う人間とは思えない発言や、組織的な食品偽装など受け入れ難いモラルの欠如があり、その考え方が我々日本人には到底理解できない点があると思います。
ただ今回の事件の発端が内部告発によるものということは、中国人の方でも良心がある方がいるということで、問題なのは利益優先主義のもと圧力をかけて推し進めてしまう中国企業の体質ではないでしょうか?
またマクドナルドもファミリーマートも「欺かれた」と言っていますが、中国産食品のこれまでの事件の背景からある程度予想できたのではないでしょうか?
ファミリーマート側は食品の品質について「かなり厳しくチェックした」と発言する一方で、「原料のチェックまではしていない」など、色々と手落ちのありそうな管理体制であったと思われます。
また「今後の中国産食材の調達については厳選して行う」という仰天発言です。
これはマクドナルド側も一度「中国の別会社に取引先を変更する」と発言したのと同じなのですが、何を根拠に別の業者なら安全だと判断したのか?全く分かりません。
別にタイ産が悪いと言っているわけではなく、二重チェックを行っても見抜けなかったのになぜ安全だと言い切れるのか?その根拠を消費者に説明してほしいと思うのです。
これが単に、早く再開しないと売上が落ちるからという話なら、利益優先主義の中国の考え方と同じではないでしょうか?
日本の消費者が求めているのは、販売の早い再開ではないと思います。またこうなると、そこまで安いものを求めていないと思います。
そりゃ安いほうがいいのですが、それよりも安心・安全を優先する方が多くなると思います。
現に、このニュースを聞いてから、我々消費者の頭にはこの衝撃的な事件が頭に残ったと思います。
今日、私の会社のビルにはファミマに行ったときに、レジ横を見てみましたが、ファミチキなど揚げ物食品はあまり売れてないようでした。というか、いつもより数を用意してない?という感じでした。
また特にその件に触れた張り紙などもありませんでしたし、売られている商品の原産地などの記載はありませんでした。
これではファミからなど他のチキンはどこ産なのかわかりませんね。。。
~~※2014年7月28日追記~~
その後ファミマに行ったら、この件に関する張り紙がされてました。
あと公式ホームページでも原産国情報が公開されていました。
▼ファミリーマート「できたてファミマキッチンの原産国(生産国)情報」
あとマクドナルドも。
▼日本マクドナルド「主要原材料の原産地」
~~追記ここまで~~
その後、仕事帰りにスーパーに行ったら、中国産うなぎが大セールで売っていました。
でもこちらもあまり売れてない様子でした。
そりゃそうでしょう!
あのニュースを観た後ならほとんどの方は買わないでしょう。
今後改善していくという話も具体的にどうやっていくのか説明して欲しいですね。
企業として責任を果たすには、そのレベルでやっていただきたいです。
消費者が本当に求めているもの。企業側はそこに気が付けないなら、消費者はものすごいスピードで離れていくでしょうね。
環境汚染が深刻な中国は、いまや「世界の工場」から「世界一の公害国」に変わってしまいました。
チャイナ・リスクはもはや中国だけの問題ではないと思います。
最後に、、、これはブログに掲載しようかどうか非常に迷ったのですが、ここまできてしまった現状に警鐘を鳴らす意味を含めて、リンクを載せることにしました。
以下動画は今回の事件を調べていて見つけた動画ですが、中国の環境汚染によって引き起こされた非常にショッキングな映像です。食事中の方などは見ないほうがいいと思います。
どうやら中国産食材について真剣に考えないといけない時がきているようです。
出典:危険な中国の実態
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中国期限切れ肉問題の内容
今回の事件の内容ですが、米大手OSIグループの中国現地法人の食品加工会社「上海福喜食品」が品質保持期限を過ぎた鶏肉をファーストフードチェーン店に出荷していたというものです。
具体的な内容は以下です。
・期限を半年も過ぎてカビの生えた肉を新しい肉に5%ほど混ぜ、チキンナゲットなどの加工食品を製造し、出荷していた
・保存期限シールは組織的に貼り替えるなどの偽装工作をしていた
・食品加工においても素手で肉を取り扱ったり、作業中に床に落ちた肉も平気で拾って使用するなど、衛生的にひどい状況で行われていた
中国期限切れ肉問題の事件発覚の経緯
今回の事件は従業員の内部告発が発端となっており、上海のテレビ局が約2か月に及ぶ潜入取材を行い、それが7月20日に報道されて発覚しました。
以下がその動画なのですが、記者の期限切れ肉使用の質問にも
「問題ない。運べ!」と支持を出していたり、
「期限切れでも食べても死にはしない。ずいぶん前から行われてきたことだ」
と全く悪びれる様子もなく作業を行うというひどい状況が映し出されています。
▼中国期限切れ肉事件の問題の動画はこちら
出典:TomoNews Japan マック 期限切れの肉混入か
これを受けて、上海市当局は上海福喜食品に対して立ち入り調査を実施し、7月21日に営業停止命令を出しました。
また犯行が組織ぐるみで行われていた疑いがあることから、幹部の責任者や品質担当者ら5人を刑事拘束するなど、刑事責任追及に発展し、本格的な捜査に乗り出しました。
上海福喜食品の取引先について、当初は中国国内のマクドナルド、ケンタッキーフライド・チキン、ピザハットなどが対象となっており、各社は一斉に販売を停止しました。
が、その後の調べで、日本マクドナルドとファミリーマートも同社からチキンナゲットなどを調達していたことが判明し、事件は日本にも波及しました。
事件発覚後の日本マクドナルドの対応
事件発覚を受けて、日本マクドナルドは国内で使用するチキンマックナゲットの約2割を輸入していたことを発表し、7月21日時点で「チキンマックナゲット」の販売を一時中止しました。
その後、他のサプライヤー(タイや中国の別会社)が生産した鶏肉へ切り替えを進め、7月23日までに全店での販売を再開する見込みであると報じられました。
▼日本マクドナルド 公式サイト発表 2014年7月22日
「上海福喜食品有限公司」に関する報道につきまして
※鶏肉を使用していた店舗については、日本国内全体の約4割に当たる約1,340店舗だと報道されています。具体的には、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川、新潟、山梨、長野、静岡の1都10県とのことです。
なお、問題の鶏肉を使用した商品はチキンマックナゲット以外には無いとのことです。
ところが7月25日、日本マクドナルドは一転して、中国製のチキン商品の販売を全面的に中止することを発表しました。
理由として今回の問題を受けて、消費者から1,200件の問い合わせがあったなど不安の声が高まっていることから、すべてタイ産にすることを決定したようです。
なお、鶏肉を使用しているメニューは、「チキンマックナゲット」「チキンクリスプ」「チキンタツタ」など8種類あるそうですが、タイ産の鶏肉が届くまではすべて販売を休止するとのことです。
▼日本マクドナルド 公式サイト発表 2014年7月25日
日本マクドナルド、中国製チキン商品の販売中止を決定
事件発覚後のファミリーマートの対応
ファミリーマートでは、今月7月から販売している「ガーリックナゲット」「ポップコーンチキン」用の鶏肉を上海福喜から輸入していることが判明し、問題が発覚した7月22日に販売を停止しました。
再販の予定はないとしています。
また7月23日には中山勇社長が東京都内で謝罪会見を行いました。
その後、7月25日には、今後の中国産食材の調達については厳選して行う旨の発表を行いました。
▼ファミリーマート 公式サイト ※PDFファイルで開きます
上海福喜食品有限公司」に関する報道につきまして(7月25日更新)
中国期限切れ肉問題についての考察
7月25日にケンタッキーフライドチキンとピザハットの公式サイトが更新され、使用している鶏肉などの原産地情報が公開されました。
▼ケンタッキーフライドチキン 公式サイト
当社の食肉商品の原産地ご案内
▼ピザハット 公式サイト
当社の食肉商品の原産地ご案内
中国の食品汚染問題については、2008年に粉ミルクに有害物質が混入し、乳幼児約30万人に健康被害が出た件が記憶に新しいですよね。
他にも禁止農薬を大量にかけられた野菜やら殺虫剤入りの冷凍餃子の件などその後もあとを立ちません。
中国の環境汚染も大変深刻なのですが、食品を扱う人間とは思えない発言や、組織的な食品偽装など受け入れ難いモラルの欠如があり、その考え方が我々日本人には到底理解できない点があると思います。
ただ今回の事件の発端が内部告発によるものということは、中国人の方でも良心がある方がいるということで、問題なのは利益優先主義のもと圧力をかけて推し進めてしまう中国企業の体質ではないでしょうか?
またマクドナルドもファミリーマートも「欺かれた」と言っていますが、中国産食品のこれまでの事件の背景からある程度予想できたのではないでしょうか?
ファミリーマート側は食品の品質について「かなり厳しくチェックした」と発言する一方で、「原料のチェックまではしていない」など、色々と手落ちのありそうな管理体制であったと思われます。
また「今後の中国産食材の調達については厳選して行う」という仰天発言です。
これはマクドナルド側も一度「中国の別会社に取引先を変更する」と発言したのと同じなのですが、何を根拠に別の業者なら安全だと判断したのか?全く分かりません。
別にタイ産が悪いと言っているわけではなく、二重チェックを行っても見抜けなかったのになぜ安全だと言い切れるのか?その根拠を消費者に説明してほしいと思うのです。
これが単に、早く再開しないと売上が落ちるからという話なら、利益優先主義の中国の考え方と同じではないでしょうか?
日本の消費者が求めているのは、販売の早い再開ではないと思います。またこうなると、そこまで安いものを求めていないと思います。
そりゃ安いほうがいいのですが、それよりも安心・安全を優先する方が多くなると思います。
現に、このニュースを聞いてから、我々消費者の頭にはこの衝撃的な事件が頭に残ったと思います。
今日、私の会社のビルにはファミマに行ったときに、レジ横を見てみましたが、ファミチキなど揚げ物食品はあまり売れてないようでした。というか、いつもより数を用意してない?という感じでした。
また特にその件に触れた張り紙などもありませんでしたし、売られている商品の原産地などの記載はありませんでした。
これではファミからなど他のチキンはどこ産なのかわかりませんね。。。
~~※2014年7月28日追記~~
その後ファミマに行ったら、この件に関する張り紙がされてました。
あと公式ホームページでも原産国情報が公開されていました。
▼ファミリーマート「できたてファミマキッチンの原産国(生産国)情報」
あとマクドナルドも。
▼日本マクドナルド「主要原材料の原産地」
~~追記ここまで~~
その後、仕事帰りにスーパーに行ったら、中国産うなぎが大セールで売っていました。
でもこちらもあまり売れてない様子でした。
そりゃそうでしょう!
あのニュースを観た後ならほとんどの方は買わないでしょう。
今後改善していくという話も具体的にどうやっていくのか説明して欲しいですね。
企業として責任を果たすには、そのレベルでやっていただきたいです。
消費者が本当に求めているもの。企業側はそこに気が付けないなら、消費者はものすごいスピードで離れていくでしょうね。
環境汚染が深刻な中国は、いまや「世界の工場」から「世界一の公害国」に変わってしまいました。
チャイナ・リスクはもはや中国だけの問題ではないと思います。
最後に、、、これはブログに掲載しようかどうか非常に迷ったのですが、ここまできてしまった現状に警鐘を鳴らす意味を含めて、リンクを載せることにしました。
以下動画は今回の事件を調べていて見つけた動画ですが、中国の環境汚染によって引き起こされた非常にショッキングな映像です。食事中の方などは見ないほうがいいと思います。
どうやら中国産食材について真剣に考えないといけない時がきているようです。
出典:危険な中国の実態
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