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SONYから分離したVAIO株式会社がスタート。PCはSONYロゴ無し?! [ニュース]

2014年7月1日、SONYから分離した『VAIO株式会社』が事業をスタートしました。

かつて、国内のノートPC市場で人気を博したSONYのブランド「VAIO」は
近年のスマートフォンやタブレット端末の台頭路線により、売上が大幅に
落ち込んで赤字転落した状態が続いたため、
ソニーから投資ファンド・日本産業パートナーズに売却されました。
出資比率は、SONYが5%で、残りの95%を日本産業パートナーズという形になっているそうです。

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今後、VAIOブランド製品の製造を行うVAIO株式会社は、長野県安曇野市に
本社を置き、代表取締役はこれまでソニーでVAIO事業に深く携わってきた
関取高行氏が務めます。
7月1日に行われた記者会見では、VAIO株式会社は240名規模の少数組織に
なったことで、変化に強い組織を
目指し、「選択と集中」を突き詰め、スピードを上げて事業に取り組むこと、
またすべての製品の最終チェックを安曇野で行い、製品企画から試作、量産まで
設計・製造が一体となったモノづくりを推進する「安曇野FINISH」体制を示しました。

確かに近年はソニータイマーなるキーワードで故障が多いPCと揶揄されてきましたので、
国産体制を維持することで、品質向上を図るということなのでしょうね。。。

ソニータイマーの背景は海外生産を推し進めたことが一因だと個人的には思っています。

実は、私は仕事でSONYのPCを6年ほど使用していたのですが、幸いにも一度だけバッテリーの
不具合による交換があったくらいで、大きな故障に遭遇したことはありませんでした。
なので、そんなに壊れやすいPCというイメージは持っておりません。
むしろ、デザインがいいPCだと思っています。

SONYのPCといえば、当時最先端のは薄型で軽量かつバイオレットカラーのデザインで大人気でした。
またパンツの後ろポケットに入る大きさのVAIO type Pなど革新的なデザインのPCも発表してきました。

近年の時代の流れにより、スマートフォンやタブレット端末が主流となってきたとはいえ、
もう少し対向して、SONYの開発者の誇りをかけた革新的なデザインのPCを出して
欲しかったなあと思います。

この点について、VAIO株式会社の方針は、
PCはかつてのように急成長が見込める市場ではなくなっているが、生産的な作業、
何かを創り出そうとするときにはやはりPCは必要であるため、「本質+α」という
真価を遂げてユーザーに愛される日本発のブランドを目指す、としています。


ちなみにソニーの『VAIO』のロゴについて、隠れた意味があるのをご存知でしょうか?

前半の2文字「VA」の部分は正弦波でアナログを示しており、最後の2文字「IO」が
1と0の2進法であるデジタル信号を表現しているのだそうです。
つまり「アナログとデジタルの融合」ということですね。

VAIO株式会社の原点回帰、新生VAIO第1弾として3つの新製品も同時に発表されました。
・ウルトラスリムモバイルの「VAIO Pro 11」と「VAIO Pro 13」
・オールインワンスタンダードノート「VAIO Fit 15E」

これらの新製品には「SONY」ロゴは無くなり、代わり「VAIO」ロゴが付いていることから
本気度が伺えます。
日本のものづくり復活を目指し、今後に期待したいと思います。

出典:VAIO株式会社公式サイト

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