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【感動話】両親の訃報を伝えた警察官。残された少年のために、彼がとった心温まる行動とは? [ニュース]

「僕は生涯忘れない」
優しい心を持つ警察官がとった心温まる行動が、感動的すぎて泣ける。。

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【感動話】両親の訃報を伝えた警察官。残された少年のために、彼がとった心温まる行動とは?


本日ご紹介するのは、優しい心を持った警察官と少年の心温まる感動話です。


今年2015年5月24日、アメリカはテキサス州でとても悲しい交通事故が起こりました。

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夫のRiley(ライリー)さんとその妻、Emily Portie(エミリー・ポーティ)さんがオートバイに乗っていたところ、飲酒運転のトラックに轢かれて、2人ともお亡くなりになったそうです。
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夫婦には一人息子のKazzie(カジー)さんがいたため、地元のオレンジ警察署の警官Eric Ellison(エリック・エリソン)さんはその悲しい事故を知らせようとカジーさんの元を訪れました。


エリック・エリソンさんは、この日の事を、「21年間の警察官人生において、最も辛い仕事だった」と後に語っています。



そして唯一残された遺族のカジーさんに伝えると、18歳のカジーは泣きながら、週末に行われる自分の高校の卒業式を両親がとても心待ちにしていたことを語りました。

ようやく一人前になる自分のことを誇りに思ってくれていたと。


それを聞いた警察官のエリック・エリソンさんは、とてもいたたまれない気持ちになったそうです。




そして、「この先、どうしたらいいか分からない…」と悲嘆にくれるカジーさんに、こう伝えたそうです。

You are going to walk!

Your mom and dad will have front-row seats looking down from heaven, and I’ll stand in their place.


「君は歩き出すんだ!
君のご両親は、天国から一番前の席で卒業式を見守っているはずだよ。
ご両親が座るはずだった席には、僕が代わりに座って、君の卒業を見届けるよ。」




そして迎えた高校の卒業式。


約束通り、エリック・エリソンさんは式に出席し、卒業証書を授与されたカジーさんを、天国にいる父親ライリーさんと母エミリーさんの分までしっかりと抱きしめたのです!


この瞬間、会場中からはスタンディングオベーションが巻き起こり、しばらく拍手が鳴りやみませんでした。

This was such a special moment. Thank you class of 2015 for making this such a memorable occasion for our family. So...

Posted by Blake Henning on Saturday, May 30, 2015


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カジーさんは本当にうれしかったでしょうね。。


この心温まる行動に、「人の優しさが胸に染みた…」と、世界中から賞賛の声が挙がっています。



エリック・エリソンさんは後のインタビューで、自分の娘も18歳で、同時期に卒業式を迎える予定だったことも、カジーさんのことを放っておけない要因だったと話しました。


また、「私は彼に悪いニュースを伝えた人間だ。その代わりというのはなんだが、こうするのが正しいことだと思ったんだ」とコメントしています。


カジーさんは、心優しい警察官のエリック・エリソンさんについて、「会場まで来て、祝福してくれた彼のことを僕は生涯忘れない」と語りました。


▼▼▼その際のニュース動画はこちら!(全編英語になっています)

出典:World Around Police Officer Attends to Support Teen At Graduation After Breaking Tragic News Both Parents Killed



いや~、これはなんとも心温まる素敵なエピソードですね!

人の純粋な優しさというものをあらためて感じさせてくれる内容になっています。



アメリカの新聞「ワシントン・ポスト」は、この警察官のエリック・エリソンさんのことを、

「A Texas cop with a Texas-sized heart(テキサスサイズの心を持ったテキサス州の警察官)」

と表現しています。


#アメリカのテキサス州は、アラスカ州に次いで面積が大きい州で、その大きさはなんと!日本列島がスッポリ入ってしまうほどなのです。


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エリック・エリソンさんは自身のFacebookで、飲酒運転が引き起こした交通事故について、

「この悲劇を忘れないでいただきたい。もし私が娘たちを置いて逝かなければならないとしたら、他の誰かにお願いしたいことをやっただけ」

と語りました。



日本においてもまだ飲酒運転による交通事故は多く、毎年尊い命が奪われています。

本当に今後、このような悲しい事故が起きないことを願うばかりです。


参考文献:The Washington Post


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