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作家・前田司郎さんの赤ん坊連れの母親を気遣う文章が素敵過ぎると話題に!画像はこちら! [ニュース]

作家・前田司郎さんの東京新聞朝刊への寄稿が素敵過ぎる!
心温まる気遣いのコラムに感動!!


夏の水の半魚人 (新潮文庫)

夏の水の半魚人 (新潮文庫)

  • 作者: 前田 司郎
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2013/05/27
  • メディア: 文庫



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作家・前田司郎さんの赤ん坊連れの母親を気遣う文章が素敵過ぎると話題に!画像はこちら!


作家・前田司郎さんの赤ん坊連れの母親を気遣う文章が素敵過ぎる!と話題になっています!

こちらは、飛行機で子連れのお母さんに遭遇した前田司郎さんが、その時に思ったことをコラムとして東京新聞朝刊に寄稿しているのですが、その母親を気遣う内容が素晴らしいのです!


▼以下に画像と文章を記載いたしますので、ぜひ一度読んでみてください!
colum1.jpg
出典:@e2coff

お母さんを責める前に

飛行機で赤ん坊を連れた女性と隣り合った。
僕は窓の外を見たり、本を読んだりして過ごしていたが、女性は赤ん坊を胸の前に抱え、荷物を座席の下に入れるのもひと苦労で、まるで甲冑を着て飛行機に乗っているようで、しかもその甲冑は生きていて、猫のように勝手に動くのだ。

おせっかいにならない程度を見計らって僕も手伝ったが、その度に「すいません」と謝るように丁寧にお礼を言われた。
赤ん坊は無慈悲な乱暴者で、髪を引っ張ったり、前の人の頭を触ろうとしたり、おんぶ紐を外そうとしたり、おっぱいを欲しがったり、やがて泣きだした。

事情を知らずに泣き声だけ聞けば、お母さんの監督責任を追求する人もいるだろう。
どうか遠くのお客さん怒らないでください。
彼女は全く休む暇もなく、二人分の荷物を持って降りて行ったが、全く頭が下がる。
お母さんてものは、こんなにも大変なのか。
その片鱗をみた思いである。

たかだか数時間のフライトだったけど、この暴君と二十四時間付き合う母親は大変な忍耐だ。
壮大な愛である。
もし家族や行政のサポートも受けられず一人で赤ん坊を育てないといけない環境でいたら、おかしくなってしまうのも仕方ないかもしれない。
そういったお母さんを責める前に、もしくは子供を産めや育てやと言う前に、まずは全てのお母さんにもっと感謝すべきですね、昔赤ん坊だったことのある人は。

出典:@e2coff「風向計」より、引用




いかがでしたか?


こちらは、大変心に染みる素晴らしい文章ですよね!

何よりその母親に対しての気遣いが素晴らしく、心温まる内容となっています。


確かに、街中でも大泣きしている赤ちゃんを連れている母親の姿はよく目にしますが、こういった視点で温かく見守ってくれる人が少しでも増えてくれたらなぁと思いました。


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